消防団は、消防本部や消防署と同じく消防組織法に基づいて市町村に設けられている消防機関です。各地区を基本に分団が組織され、地域に密着した消防団活動を実施しています。消防団員の身分は、特別職（非常勤）の地方公務員であり、その任務は、地域及び住民を火災等の災害から守ることです。消防団員は、普段は自分の職業に就きながら、火災はもちろんのこと地震や風水害などの大規模災害時にも消防活動にあたります。また災害時以外には、火災予防や住民への啓発など幅広い分野で活動しており、地域防災力の中心として重要な役割を果たしています。
